記事コンテンツ

ネット広告費、テレビ広告費を抜く

こんにちは!Connect.の渡邊優です。

2019年、ついにネット広告費がテレビ広告費を上回りました


(参照:電通報

こちらの画像は2018年までのものですが、2018年でネット広告費とテレビ広告費が並び、ついに2019年、ネット広告費が2兆1,048億円、テレビ広告費が1兆8,612億円と、ネット広告費が上回りました。

テレビ離れが進んでいるということはよく聞きますが、そういう話を聞いた時に聞いて終わりの「感覚で理解」するのか、自分で調べて「数字で理解」するのか。

それによって違ってきます。

 

それから、「広告」と聞くと「広告を出している=集客に困っているんだろうなぁ。広告を出していないお店の方がよさそうだなぁ。」と思っている人も割といるかと思いますが、私はそれは視野が狭い見方だと思っています。

「広告を出している=集客に困っている」という方程式は必ずしも当てはまりません。むしろ、本来広告はその広告のお陰で自分が営業しなくてもお客様を呼んでくれるツールです。自分が時間をかけて営業するよりも断然コスパが良いケースは山ほどあります。

それに、一人起業家や一人社長の場合は広告をかけなくてよかったとしても、従業員さんを抱えている人からすると、その人たちにお給料を支払う分の利益を作るために一人で仕事をしている人たちに比べて仕事を多く取ってこないといけません。(お客様の数を増やすだけが利益を上げるやり方ではないですがあくまで一例です。)こういう時にも広告は役に立ちます。

むしろ、「儲かっている人でないと(利益が出ている人でないと)広告は出し続けられない」とも言えます。

私はいろんな事例を仕事柄調べるので、広告のお陰で恩恵を受けている事業者が山ほどいることを知っています。

いろんな角度から物事を考えないと、例えば自分が起業初期の頃に広告に対してマイナスのイメージを持っていて、それをSNSで「広告を出している人たちって集客に困っているってこと。うちはありがたいことにリピートしてくださる方たちばかりで助かっています。うちはこれからも広告は出さないスタンスでやっています。」的なことを発信してしまったとします。

でも、状況が変わって従業員を増やすことになったり、視野が広がって広告をかけた方がコスパがよく、何より貴重な自分の時間を作ることができることに気づいて広告を出したくなった時に、過去の自分の発言が自分を苦しめることがあります

「昔から広告は出さないって言っちゃってるのに出すのはなぁ、、、」のようにマインドブロックがかかる人は多いでしょう。

自分の視野が狭いことにより何かを否定してしまうと、後々自分の行動に制限がかかってしまうということは広告に限らずいろんなところで同じようなことが起きやすいので、日頃からよく知りもしないのに否定をするのをやめ、情報収集して視点を増やしておくといいでしょう。

今日はこんな感じでネット広告費がテレビ広告費を抜いたというニュースを起点に広告についてお話ししてみました。

参考になれば幸いです。

-記事コンテンツ